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このみち

2021年01月25日

一月も下旬になりました。春が待ち遠しいですね。
こんにちは。瀬川嘉です。


私は、金子みすゞさんの詩・ちひろさんの歌の中で「このみち」が好きなのですが、
「このみち」というと、もう一つ皆さんによく知られた歌に
北原白秋のものがありますよね。
「この道は いつか来た道
 ああそうだよ アカシアの花が咲いてる」
という歌です。


北原白秋先生は、1885年生まれ。
金子みすゞさんが1903年生まれですので
同時代を生きた童謡詩人です。
実は1月25日は、この北原白秋の誕生日です。


そもそも「童謡」という言葉が生まれたのは
大正初期、児童文学雑誌「赤い鳥」が創刊された時(1907年)ですので
歴史としては比較的新しいものなんですね。
当時、名だたる文豪がこの童謡運動に参加しました。
金子みすゞさんが物心ついた頃には
たくさんの児童文学や童謡がトレンドとして楽しまれていたのでしょうね。


みすゞさんの詩を見出したのは西条八十先生ですが
徳山生まれの「まど・みちお」さんを見出したのが、
北原白秋先生でした。
数年前に、下関市出身の故・佐々部清監督による映画「このみち」も発表されましたよね。


…ですから、
なにかと山口県ともご縁のある詩人なのだと、私は感じています。


じつは昨年の今頃、福岡県柳川市にある「北原白秋生家・記念館」を訪ねました。
「まど・みちおさんの生まれ故郷、山口県周南市から来ました」とお話ししましたら、
記念館の館長様はじめ職員の皆さまが、とても歓迎した下さり、ご親切に対応して下さいました。


その、柳川市の生家・記念館が、このコロナ禍で存続の危機に陥っているそうです。


今はどこもきっと大変な状況で、存続に頭を悩ませているところがたくさんあるのだと思いますが、
童謡や童話の生まれた歴史と、これまで豊かに育まれて来た文化を絶やさないためにも
こういった文化的な財産を守ることに目を向けていきたいと思います。


なんとか、このコロナ禍を乗り切って欲しいですし、
コロナ後にはまた遊びに行きたいと思っています。


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